腰痛はヘルニアのせい。という幻想…。

日本人の有訴者率で、男性では第一位、女性では第二位を占めている『腰痛』。

なんと日本人の5人に1人が悩まされているとも言われています。

 

そのなかでも、腰痛の原因で一番有名なのが『腰椎椎間板ヘルニア』ですが…

果たして、本当に『腰椎ヘルニア』が原因なのでしょうか?

もし、違っていたらヘルニア君には申し訳ないですね。

ねぇねぇヘルニア君。腰痛の原因は君のせいなの?どうなの?

〇%?✖☆◆!@▲。
ヘルニア君
ヘルニア君

菅
ん~。(;´・ω・)

 

実際、腰痛にはヘルニアが関係しているのか?

結論から言うと・・・。

『腰痛の原因はヘルニアに決まっている!』・・・とは言えないようです。

ここに面白いデータがあります。

腰痛診療ガイドラインでは、

症候性および無症候性患者において、椎間板内高輝度領域を伴う椎間板の各々72.7%と69.2%で椎間板造影が陽性であり,無症候性患者にも数多く認められたことから,この高輝度領域は繊維輪の断裂を示唆する可能性はあるが,椎間板性腰痛の病因を示唆する信頼しうる所見ではないとしている。

腰痛診療ガイドラインより引用

気になる方は、腰痛診療ガイドラインにて確認してみてください。

難しそうな文章がビッシリ載ってます(笑)

要するに…

『腰痛の無い人でも、69%の確率でヘルニアが見つかりましたよ。』

『腰痛のある人でも、72%の確率でヘルニアが見つかりましたよ。』

という話です。

はい、どうもスミマセン…。(´・ω・`)

簡単に言うと・・・

腰椎ヘルニアを持ってても『腰痛の出る人』『腰痛の出ない人』がいるってことです。

ヘルニアが腰痛に全く関係ないとは言い切れませんが、『腰痛の原因はヘルニアである!』とも言えないようですね。

ですので、ヘルニアが原因として治療を続けて変化・改善が見られない場合は一度見直してみてもいいのかもしれませんね。

今回はヘルニアと腰痛のお話ですが、日常の色々な場面で体の変化を意識するということが大切になります。

 

『ヘルニア』って何?

ヘルニアとは、『体の一部が、あるべき場所から出てきてしまった状態』を言います。

背骨(脊椎)は、24個の椎骨という骨が重なり合って形作られています。

その、椎骨と椎骨の間にあるクッションの役割を果たすのが『椎間板』です。

椎間板ヘルニアとは、クッションの役割を果たす椎間板の内部に収まっているはずのクッション材(髄核)が外に飛び出した状態を言います。

ちょうど、あんこ餅の中身(あんこ)が飛び出したような状態です。

 

 

ちなみに、他にも色んなヘルニアがあります。

●鼠径(そけい)ヘルニア・・・鼠径部の筋膜の間から腸が飛び出した状態

●臍(さい)ヘルニア・・・ヘソが飛び出した状態。いわゆる”でべそ”

●頸椎(けいつい)ヘルニア・・・首の椎間板から髄核が飛び出した状態

などなど、有名どころでは上記のようなヘルニアがあります。

あっ、話がそれましたね(>_<)

そのなかでも、よく発症するのが腰椎(腰)と頸椎(首)の椎間板ヘルニアです。

飛び出したヘルニア部分が、すぐ側を通る神経を圧迫する事で症状(痛みやシビレ)が出るんですね。

飛び出したヘルニア部分が神経を圧迫しているのが分かりますね。

症状が酷い場合、体に力が入らず動きにくくなったり感覚が無くなったりする人もいます。

では、今回のお話はここまで。

次回以降では、『ヘルニアが発生する理由』や『80%以上の腰痛原因』そして、その解決方法などをご紹介していきます。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

未分類

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

大阪府にて、年間のべ1,000人以上の足の悩みを解決してきた『足の専門家』。 心と身体は相互の関係と考え、ココロとカラダを元気にする情報を発信し続けている。