
今回は、『美脚・脚やせを成功させるために欠かせない3つの鉄則』と題して、”美脚・脚やせ”に必要な情報をお話ししていきます。
まず、お話ししておきたいのが『脚のマッサージやストレッチをやっていれば脚がキレイになる…』という間違った真実!?※
よくある、『脚を細くするためには、マッサージとかストレッチをすれば…』という方法がありますが・・・それだけでは美脚や脚痩せを目指すことは難しい事、知ってましたか?
もちろん、マッサージやストレッチなども、脚やせ・美脚にとっては有効な手段となりますが、他にも併せて知っておきたい鉄則があります。
これからお話しする3つの鉄則は、あなたが今やっている”美脚・足やせの方法”をより加速させるための大きな手助けになるかもしれませんよ。
では、美脚・脚やせを成功させるためにも、『美脚とは、何なのか??』『脚やせとは、何なのか??』というところからお話ししていきましょう☆
1 脚がキレイな人の共通点
ただ『美脚』と言っても、色んな価値観があるので何が美脚なのか分かりませんよね?『脚がキレイな人の共通点とかが分かればな~…』なんて考える方もいらっしゃいますよね。
実は、美脚の共通点なるモノが存在します。
この共通点には①脚の長さによるもの。②脚の太さによるもの。③下半身のパーツ同士のバランス。この3つの基準が揃うことで、キレイな”美脚”に近づく事が出来ます。
1-1 脚の長さ(股下)による基準
脚の長さとは、一般的に言われている『股下』の長さの事を指します。股下(股下高)の測り方は、太もも内側付け根~地面までの距離をメジャーなどで測定してください。
身長に対して脚(股下高)が占める割合が、47%程度になると”足が長い”ように見えるようです。ちなみに、日本人の股下高の平均値は45%程度のようです。
脚長の計算式なるものも存在するようで、理想的な脚の長さは『身長×0.47』で計算出来るそうです。例えば、155cmの方ですと『身長155㎝×0.47=73cm』が、理想的な脚の長さとなるようです。長すぎる(笑)
そして、理想的な美脚には『膝上』と『膝下』のバランスも関係しているようです。かかと~ヒザまで(膝下)距離と、ヒザから股関節まで(膝上)の距離のバランスです。
ヒザ上とヒザ下のバランスが3:5になると、よりキレイに見えるようです☆
【理想的な脚の長さの公式】
『身長(㎝)×0.47=理想的な脚の長さ』

以下は、日本人の平均的な『股下の長さ』を調査したデータです。
日本人の平均股下高・身長および両者比率(小数点以下2桁で四捨五入)wikipedia
年齢 男性 女性 股下高(㎝) 身長(㎝) 比率(%) 股下高(㎝) 身長(㎝) 比率(%) 20-24 78.3 170.4 45.95 71.8 158.2 45.39 25-29 78.4 171.0 45.85 72.3 159.0 45.47 30-34 78.3 171.3 45.71 71.6 158.4 45.2 35-39 78.1 171.0 45.67 71.6 158.5 45.17 40-44 77.5 170.5 45.45 70.9 157.9 44.9 45-49 77.0 169.7 45.37 69.9 156.2 44.75 50-54 76.7 169.1 45.36 69.3 155.5 44.57 55-59 75.6 167.3 45.19 68.8 155.0 44.39 60-64 73.7 164.5 44.8 67.8 153.5 44.17 参考資料 経済産業省委託 人間特性基盤整備事業(size-JPN、委託先: 人間生活工学研究センター)より
ちなみに、脚の長い芸能人では…
- 西内まりやさん 身長170㎝ 股下81㎝ 比率47.6%
- 山本美月さん 身長167㎝ 股下83㎝ 比率49.7%
- 富永愛さん 身長179㎝ 股下92㎝ 比率51.4% ※全てwikipediaより
など、すごいスタイルの方々がいらっしゃいます☆

1-2 脚の周囲(太さに)よる基準
脚の周囲(太さ)による基準では、『太もも:ふくらはぎ:足首』の太さの割合が5:3:2の割合になるのが、一番理想的と言われています。
脚の周囲の黄金比は分かったけど、どれぐらいのサイズが自分の身体に適正なのかが分かりませんよね?実は、計算するための公式があるんですよ!
【脚のサイズを測る公式】
- 太ももの理想的なサイズ
『身長(㎝)×0.3=理想的な太もも』
- ふくらはぎの理想的なサイズ
『身長(㎝)×0.2=理想的なふくらはぎ』
- 足首の理想的なサイズ
『身長×0.12=理想的な足首』
上記3つの公式で、ご自分の脚の状態を確認してみましょう☆
(例)身長160cmの場合
太もも48cm/ふくらはぎ32cm/足首19.2cm美脚の黄金比率も確認。特に数字で確認すると、今自分がどのへんのラインに立っているのか現状把握しやすく、またモチベーションキープ&アップに非常に役立つので、知っておいた方が絶対にいい!
1-3 下半身のバランスによる基準
下半身のバランスとは、『太もも』『ヒザ』『ふくらはぎ』『足首』の4つのポイントが両脚で触れ合っている状態が美脚にとって理想的と言われています。
要はO脚やX脚ではなく、痩せすぎず、ふっくら真っ直ぐな脚が美脚である!という事なんですが、ふっくら真っすぐな脚を維持するには、程よく引き締まった筋肉と脂肪のバランスが重要になります。
その他には、脚のすぐ上にある『お尻』の事も忘れてはいけません。下半身の中でも特に目立つのが横や後ろから見た時の”お尻の形”です。
誰もが羨む理想的なお尻の形とは、『玉のようなコロンとしたフォルムで弾力があり、痩せすぎず垂れていない、まんまるなお尻』が良いようです。
バランスの整った下半身の条件とは…
- point1 健康的なのに程よいセクシーさが漂う、ふっくらした太もも。
- point2 異性を魅了する『ちょい筋肉質なふくらはぎ』と『キュッと締まった足首』
- point3 最高級の触り心地は程よい肉付きのお尻
- point4 太もも・ヒザ・ふくらはぎ・足首の4つのポイント
- point5 カラダの内側から健康的で手入れの行き届いた美人脚
上記の条件を満たせるように、理想的なバランスの脚美人を目指しましょう。
目指す美脚・美尻の条件
太すぎず細すぎない、メリハリのあるスラリとした脚線。触れるとぷるんと揺れそうな、極上の柔らかさと丸みを帯びたお尻。異性だけでなく、同性も魅了してしまう美脚・美尻の・・・
参考書籍 anan 特別編集号 美乳・美腹・美脚を手に入れる! より
2 『脚痩せ=美脚』ではない!?

まず最初に、お話ししておかなければいけない事があります。それは、『脚痩せ=美脚』ではない!という事です☆いきなり脚やせを否定するような事を言われたら、ビックリしちゃいますよね(笑)
誤解の無いように言い直すと、『脚の太さ細さだけを解決すれば、美脚になれる…』というわけではなく、細さ以外の色々な要素も揃うことで”美脚”になれるという意味です。
『痩せる(や・せる)』という言葉には、”肉が落ち、カラダが細くなる”という意味が込められています。しかし、肉が落ちカラダが細くなっても、”キレイな脚線美”が伴っていないとどうでしょう?
例えば、『脚は細いのに、O脚が目立っていたり…』、『脚は細いのに、歩き方が酷くガニ股だったり…』など。意識して見てみると、意外にこういった方も多くいらっしゃいます。
その他にも、『太ももだけ細くしたい…』とか『ふくらはぎだけ細くしたい…』などの”部分痩せ”という考え方も美脚を目指すという意味では、気を付けたいところがあります。
気になる部分が細くなる事ほど嬉しいものはないですが、そこだけに囚われると全体のシルエットや雰囲気などがで自分が思っていた美脚のイメージとズレが生じている事もあります。
もう一つ、部分痩せだけを目指す場合に注意しておきたいのが ”自分主体で見た(イメージいていた)脚” と ”相手から見た脚”では、捉えられ方が違う事もあります。
『異性を意識するので、脚をキレイにしたいから…』、『自分のコンプレックスを解消したいから…』など。人それぞれ、美しさを求める目的や価値観なども違います。
自分は何故、脚をキレイにしたいのか?という目的なども意識しながら始めると、ストレスなく楽しめるので、美脚に一歩近づけるかもしれませんね☆
- 脚やせだけが”美脚”ではない事
- 脚線美や歩く姿などのバランスも”美脚”の重要な要素
- 部分痩せだけに囚われないない事
- キレイにしたい目的なども意識してみる
上記のようなポイントにも気を付けて、今よりもっとキレイな脚美人を目指しましょう☆
話は逸れて…先ほど説明した『部分痩せ』の補足になりますが、”美しさ”を見る視点が同性と異性では違うという事が、科学的にも実証されているそうです。
女性は”部分的な美しさ”に興味が向くそうで、女性が部分的なコンプレックスに悩んだり、小物やネイルのデザインなど相対的な美に興味を惹かれるのも、そういった理由が関係しているそうです。
男性の場合は”全体的な雰囲気”に興味が向くそうで、女性が気にしている事や髪形の変化などに気付かないのは、それが関係しているそうです。別に男性をかばってるわけじゃないですよ(笑)
『美は見る者の目に宿る』という話があるように、あるものを美しいと感じるかどうかは、その人の審美眼に左右されることはよく知られている。美の評価は見る人の脳に左右されると言い換えてもいいが、男性の脳と女性の脳では、美しいものによって引き起こされる反応に違いがあることが、このほど科学的に説明された。
引用 男と女は「美」の把握が異なる:脳の研究で違いが明らかに より
参考文献 PNAS米国科学アカデミー紀要 より
3 美脚・脚やせ3つの鉄則
この3つの鉄則を理解しないままで、むやみやたらと雑誌で見た方法などを行うと、美脚・脚痩せに近づく事は難しくなります。
まずは、何故その方法をとるのか?という事も含めて試していきましょう。いきなり全部を同時進行させなくても大丈夫! ボチボチと、一つづつ確実に進めていくのが近道です☆
3-1 自分の脚のタイプを知る
まずはコレ!自分の脚がどのタイプなのかを知らないと、どういった対処法が合うのか分かりません。タイプを知るという事は、原因を知るのにも絶対必要です。
以下の20個のチェック項目で、自分に当てはまる物をチェックしていきましょう。
- 学生時代などに、かなり運動をしていた。
- 普段から、よくハイヒールを履いている。
- 身体が硬い。
- 脚が疲れやすい。
- 歩き方がガニ股になりやすい。
- ご飯(食事)を食べる量が少ない。
- 運動が大の苦手。
- 体重が増えない。
- 電車などで、ふらつきやすい(バランスを崩しやすい)
- 下腹がポッコリ出やすい。
- 甘い物や炭水化物を好んで食べる。
- 塩辛い物を食べる機会が多い。
- 冷え性である。
- 普段、運動する事がない。
- 夕方になると、脚がパンパンになる。
- 肩こりが出やすい。
- 腹筋に力が入りにくい。
- 呼吸が浅い。
- 腰痛を持っている。
- ダラダラと歩く癖がある。
どうでしたか?まさか、20個全てに当てはまったなんて方も!? …。
では、ここからは上記のチェック項目を4つのグループに分けていきます。その4つのグループのうち、一番チェックが多かったグループが、あなたのタイプ※になります。
ちなみに、いくつかのグループで同じ数のチェックが入っている場合は、複数タイプの性質を持ち合わせている可能性があります。
※あくまでも目安ですので、気軽にとらえて読み進めて下さいね☆
type① カチカチ筋肉太りタイプ【1~5番にチェックが多かった方】
筋肉の硬さと張りには自信あり!『昔は、もっと柔らかかったんだけどね~』なんてセリフ、口癖になってないですか?
もともと筋肉質なので、出て欲しくない所まで出てしまうのが悩みの種。しかも、筋肉が硬くなっているので、出っ張ったまましなやかさに欠けるのも気になるところ。
よく『運動をしている人や、アスリートの筋肉は柔らかい』と言われていますが、運動をしなくなると一般の人と同じで、身体はドンドン硬くなっていきます。
過去に激しく運動をしていた方は一般の人に比べて筋肉の量も多いので、硬くなると頑固さは一般人以上に…。
でも、大丈夫!時間はかかりますが、今からでも身体を柔らかくする事もできるので諦めずに対策を立てていきましょう。
このタイプの方は、身体の硬さや悪い歩き方が原因になっている事が多いので・・・
- ストレッチ・マッサージ
- エクササイズ
- 歩き方などの生活習慣
などを、見直してみるのも良いでしょう。身体の硬さや悪い癖が取り除ければ、身体や脚のラインも整うはず☆
このタイプのあなたに合うエクササイズはこちらをチェック!
type② ヒョロヒョロ体質タイプ【6~10番にチェックが多かった方】
太りにくい体質かも!? 『脚、細いね』『羨ましいな~』なんて甘言に惑わされていませんか?
脚が細いのはいいが、O脚やX脚などで脚のラインが崩れてしまうのも悩みの種。『ただ細いだけではダメかも』なんて思ってはいるけど、脚が太くなるのが怖くて運動を避けてたりして…。
細くなりたいと思っている人からは、羨ましがられるかもしれませんが、細さだけになると貧弱に見えてしまう可能性大です。
”疲れやすさ”などの自覚がある場合は要注意。長時間の姿勢維持なども困難になるので、1日の後半には足腰の痛みなどの原因になってしまう事もあります。
『野菜が大好き!』なのもいいですが、お肉やお魚などのタンパク質も摂るようにしましょう。毎食、手のひらに乗る程度の量を食べておくとヒョロヒョロ体形から卒業できるかも☆
このタイプの方は、運動不足や偏った食生活などが原因である事が多いので・・・
- ストレッチ・エクササイズ
- 運動をする習慣
- 食生活のバランス
などを、見直してみるのも良いでしょう。軽めの運動が習慣付けば、食生活にも変化が出やすくなるかも!これで、子供みたいな細い脚から卒業を目指しましょう☆
このタイプのあなたに合うエクササイズはこちらをチェック!
type③ パンパンむくみタイプ【11~15番にチェックが多かった方】
『太ってはないけど、太く見えちゃって…』、『靴下の跡がひどくて…』。しょうがないからって、諦めてしまってませんか?
普段から”座りっぱなし”や”立ちっぱなし”などの、動きの少ない生活習慣になってしまっている方に多いタイプです。
あまり動くことがないので、下半身のポンプ作用※が機能しなくなって、体液が上半身に戻りにくくなっているために発生します。
足を動かさないので、体液が脚に溜まってしまい”むくみ”や”冷え性”などの原因になってしまっています。
昔から『むくみは塩分の摂りすぎが原因』と言われてきましたが、最近では、糖質の摂りすぎでも”むくみ”を引き起こす原因と言われています。
お酒の〆で夜中に食べる炭水化物やデザートなど、控えめの方がいいかもしれませんね。”むくみ”の少ないスッキリ脚を目指しましょう☆
このタイプの方は、運動不足や食生活が原因である事が多いので・・・
- エクササイズ
- 歩く習慣
- 食生活のバランス
などを、見直してみるのも良いでしょう。足を動かす習慣で、マッサージの手間も減って、”むくみ”とおさらばしましょう☆
このタイプのあなたに合うエクササイズはこちらをチェック!
type④ フラフラ悪姿勢タイプ【16~20番にチェックが多かった方】
『スタイルはそんなに悪くないと思うんだけど…』なんて思いながら、どこか違和感を感じずにはいられない…そんな事はないですか?
それは、姿勢が悪くて全身が歪んでしまった『歪んだ悪い姿勢』による違和感かもしれません。ハイヒールなどを長時間履き続けると、無駄な力が入って”ゆがみ”の原因になってしまうのです。
身体の土台である”下半身”の柔らかさが足りていない事で、膝が曲がったまま伸びず、猫背姿勢を増強させてしまっている方が多くいらっしゃいます。
せっかくスタイルは悪くないのに、悪い姿勢や身体のゆがみが原因で、実際より老けて見られてしまったら悔しいですもんね?
下半身の硬さを取り除いて安定させれば、上半身も安定するので、諦めずに続けてみましょう☆
このタイプの方は、身体の硬さや自分に合った靴を
- ストレッチ・マッサージ
- エクササイズ
- 履物選び
などを、見直してみるのも良いでしょう。諦めかけていた”悪い姿勢”におさらばして、若々しく見えるように意識してみましょう☆
3-2 ストレッチで基礎を作り、マッサージで整える

『身体が硬くなる』というのは、身体の筋肉の柔軟性が低下しているという事。筋肉の柔軟性が低下してしまうと、身体の動かせる範囲が小さくなり、自由な動きが出来なくなってしまいます。
では、何故に筋肉は硬くなってしまうのか?それは、普段の生活で『身体の限界を高める(超える)ような動きをしなくなった』ために硬くなると言われています。
身体の限界を超える動きとは、”スポーツ”や”ストレッチ”などの運動の事です。『普段、仕事で身体を動かしているから…』といった”生活上の動き”とは異なります。
日常生活では、だいたいで『同じ動き』もしくは『限界までいかない動き』程度にとどまり、それに加えて『同じ姿勢』などで過ごすことも少なくありません。
こんな生活が毎日続いていると、筋肉も『同じ姿勢』のまま硬くなってしまいます。それが数か月、数年と続けば姿勢や体形として染み付いていく事は想像に難しくありません。
”マッサージ”の場合は柔軟性を高める事よりも、筋肉の緊張を解きほぐして血流やリンパの流れを整えたり、精神的ストレスを解放するための『整える』目的で考えるのが良いかもしれませんね。
美脚や脚やせを目的に、エステや整体に通うのも良いのですが、まず身体の柔らかさを取り戻して『美脚になる基礎』を作ってみてはいかがでしょうか?
3-3 エクササイズで筋肉の問題を解決する

エクササイズとは”練習・訓練”といった意味があり、『継続的に教え込み、身につける事』をいいます。一般的にイメージされる”ただ、運動する事”とは少し意味が違いますね。
姿勢や体形の崩れは一朝一夕に出来上がったものではなく、長い間放っておいた(気付かなかった)ために現れます。そのため、美脚に必要とすることは”長年続いてきた悪い癖”を取り除いていく作業です。
長年積み重ねてきた癖を取り除くという事は、色々な癖を見極めながら原因を取り除かなければなりません。そのためには、継続して身体と対話し教え込む必要があるのです。
全身の筋肉には、各々役割があります。『身体を動かす』『血液を流す』『内臓を動かす』など、役割は様々ですが、『姿勢や体形の維持』にも大きく関わっています。
筋肉と骨格の関係を分かりやすく表現すると、『帆船』のイメージが一番近いかと思います。船の帆を形作っている『骨組み』が骨格で、それを支持する『ロープ』が筋肉の役割になります。
つまり、筋肉(ロープ)の張り方にバランス異常が発生すると、骨格(骨組み)にもバランス異常が発生することになります。これは、体形だけでなく姿勢維持などの機能面でも問題が発生することになります。
『普段仕事で動いているから…』といって何もしないでいると、筋力が弱るだけでなく姿勢や体形の悪化にも繋がるので、早めに対策してあげる方が良いかもしれませんね☆
3-4 生活習慣を見直してみる

生活習慣とは、普段の生活上での”使い方”(立ち方・座り方・歩き方)や”食生活”などをいいます。私たちの身体は、食べた物で作られ、普段の身体の使い方に合わせて形作られています。
ストレッチやエクササイズなどで身体に正しい使い方を教え込むのも、結局はそのためです。ですが、普段の体の使い方が悪いと、その努力も全て無駄になってしまいます。
自宅やフィットネスクラブなどで”ストレッチ”や”エクサイズ”を行うとすると、どれぐらいの時間があてられるでしょうか?忙しい現代人では、多くても2~3時間程度が限界かもしれませんね?
1日のうち、その2~3時間以外の時間の方が圧倒的に長いのです。ストレッチやエクササイズで継続的に努力していても、普段の生活習慣が悪くなってしまえば、1日経てば元に戻っているかもしれません。
キレイな女優さんやモデルさんが、歩き方などを徹底的にエクササイズするのも、そういった理由があります。スラっとした体形には、一つ一つの努力が隠されているんですね。
食生活も同じことです。食べる物が偏り過ぎていたり、極端に量が少ないと体を構成する骨や血液、筋肉などが痩せ細り、弱ってしまう事もあります。無理なダイエットや長期の炭水化物制限には注意が必要な事もお忘れなく!
ダイエット中などは『体重が落ちていく快感』で欲が出てしまい、自分の状態に気付かない事が多くあります。周りの家族や友人と協力しながら、普段の生活を見直してみるのも良いでしょう☆
かつてミス・ユニバース日本代表となり、引き締まった美脚で魅了した宮崎さん。だが、その裏には『体形では欧米人にかなわない』という思いがあり、立ち方や歩き方といった脚の使い方を徹底的に研究するという努力があったそう。
引用 VOGUE japan 2016/7月号 より
4 まとめ
『脚痩せをして、キレイな脚になりたい…』と考えるなら、まずは、脚のキレイな人をよく観察することです。脚の細さ、長さ、バランスなど、観察する部分は色々とあります。
すると、そういった人たちの共通点が段々と見えるようになり、『私の体とあの人の体って、何が違うんだろ?』という疑問も当然出てくるでしょう。
今まで、がむしゃらに色々なダイエット法を試したきた方も、何から始めればいいのか迷っている方も、まずは”脚美人の共通点探し”から始めてみてはどうでしょうか?
共通点が見つかれば、『今の自分は”3つの鉄則”を守った努力が出来ているか?』という意識をもって観察してみるといいでしょう。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。皆様の健康に役立てるよう、これからも色々な情報をお届けしていきます☆
このサイトは、現役の柔道整復師が『100歳まで自分の足で、イキイキと豊かな人生を歩もう!』をモットーに、できる限りわかりやすく健康について書いたブログ記事です。
当サイトの運営は、こちらの運営理念(想い)に沿って行っています。
アシヂカラ運営者の菅院長がいる整体院はコチラです。